|2024年|年始のご挨拶。今年もよろしくお願いいたします。

|2024年|年始のご挨拶。今年もよろしくお願いいたします。

2024年1月5日

2024年がスタートしました。
能登半島地震の被害に遭われたみなさまを想うとともに、安心できる状況が早く訪れますことを願っております。

綴る言葉に迷いますが、年始のご挨拶を差し上げたいと思います。

昨年4月に杜の日を法人化し、12月をもって第1期が終了いたしました。
たくさんの温かい応援をいただき、みなさまには心より感謝申し上げます。

振り返りますと、2023年は数々の挑戦を目に耳にすることが多い年でした。
こと私が活動している仙台・宮城においては、震災後から幾度となく訪れた困難な社会状況の中で、みなさんが蓄えてきた知恵やエネルギー・人と人のつながりが大きな原動力となって、一気に動き出したことを肌で感じました。
私自身は一時圧倒されるほどのものがありましたが、さまざまな年齢・分野の方とご一緒する中で多くのことを感じ、学んだ1年でした。
ある方が講演の中で、「人間は弱さが長所」とおっしゃっていましたが、自分の弱さゆえに多くの優しさに励まされた1年でもありました。

そして気づけば、18歳で森に癒されたときから、何と人生の半分が経とうとしています。
至らぬところばかりの私ですが、これまで経験したことが役にたつ場面が徐々に増えてきました。
一方で“いまここ”の現実を見た時に、まだまだ特殊な仕事ゆえの厳しさや自然環境の悪化も感じられます。
そのような中で心が揺らぐ時もあるのですが、「これから18年をどうしていきたいか」を今一度考えるタイミングなのかもしれないと、今後のイメージを描きなおしているところです。

さて、2024年スタートに際して心に留めた言葉は「基本を大事に。」です。
実はそれが一番難しいことなのかもしれませんが、自然体であること、自分を大切にすることにつながるような気がしています。
また森や自然に関わることは、1年・2年では結果が出ないものですので、無理せず着実に一歩一歩進めれば。
そして時にご一緒してくださる方と楽しみ・笑い・悲しみながら、休み休み感じ・考えていければと思います。

日頃のみなさまのご愛顧に感謝いたします。
2024年も杜の日をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024.1.5.

morinohi&co.

及川 結